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ポロス・古代インド英雄伝 登場人物紹介とネタバレ

「ポロス・古代インド英雄伝」はインドのドラマ。

歴史上の人物ポロス王の一生が描かれます。

でもインドの歴史は日本人にはほとんど知られていません。そこでドラマに出てくる人々について簡単にわかりやすく紹介します。
ネタバレ要素も含まれているので先のことを知りたくない方は注意してください。

目次

インド

劇中での呼び名は「バーラト」。現在のインドの正式名称も「バーラト」。インド人は自分たちの土地を「バーラト」と呼びます。「バーラタ人の土地」という意味。紀元前に作られた物語「マハーバーラタ」の時代から彼らは自分たちを「バーラタ人」と呼んでいました。

ドラマの劇中でもポロスたちが自分たちの土地をよぶときは「バーラト」と呼んでいます。字幕では全て「インド」に訳されています。「バーラト」という土地にいくつかの国があって戦国時代のようになってるのがポロスの生きた時代です。

「バーラト」を「インド とか インディア」と呼んだのはヨーロッパ人。

パウラヴァ国

インド北西部パンジャブ地方。インダス川流域に広がる資源が豊かな国。

ポロス(本名:プルショータム、プル)

演:ラクシュ・ラールワーニー

ポロスは王としての名前。本名はプルショータム。愛称はプルです。王子として生まれたもののダスユで庶民として暮らすことに。やがてパウラヴァに戻りますが、ペルシャとの取引を優先するバムニ王とはなかなか親しくなりません。タクシラがパウラヴァに攻めてくるとバムニ王とアンビ王を説得。協力してダレイオスを追放します。

その後、パウラヴァの国王になります。インドに攻めてきたギリシャ軍と戦い、多くの犠牲を出しますがインドを守りきりました。

アレクサンドロスの撤退後。アンビとセレウコスに襲撃されてラーチとともに殺害されます。死の直前、息子のマレーケトゥをジェーラム川に流して逃しました。

インド統一の夢はチャーナキヤに託されます。

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アヌスヤ王妃

演:ラティ・パーンデー

バムニ王の最初の妻。タクシラ国の王女。ポロスの母親です。タクシラ国とパウラヴァ国の友好のため自ら進んで結婚しました。ダレイオスとシウダットの企みを阻止しようとしたため命を狙われ。逃げる途中でポロスとは生き別れに。記憶を亡くして庶民として暮らしますがパウラヴァに潜入したポロスと出会い実の親子と知らないまま行動をともにすることに。ダレイオスに見つかって投獄されますが獄中で記憶が戻ります。その後釈放されて王妃に復帰。ダレイオスの陰謀を阻止しようとしますがバムニ王になかなか理解してもらえません。

最後はギリシャ軍と同盟したアンビラージ(アンビ王)と戦い死亡。

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バムニ王

演:アディティヤ・レディジ

パウラヴァ国王。ポロスの父。最初はアヌスヤを疑いますが和解します。兄思いなところがあります。ポロスを王子にしたものの、ダスユと組んでパウラヴァとペルシャの友好を壊そうとしていると誤解。しかしダレイオスの計画を知りポロスと和解します。最後はギリシャ軍との戦いで死亡。

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シウダット

演:アマン・ダリワル

パウラヴァ国の宰相。バムニの兄。タクシラ国に強い敵対心を持っています。ペルシャのダリウスと協力してタクシラを倒そうと考えています。ポロスがパウラヴァに戻りそれまでの陰謀がバレて宰相の座を剥奪されて投獄されます。しかしダレイオスに騙されていたことを知りペルシャ軍と戦います。その後、プルが王太子になったのが不満で、カニシカ王子を王にするためバムニ王を裏切ります。

カディカ王妃

パウラヴァ王妃。バムニ王の二人目の妻。

カニシカ王子

演:サヴィ・タクール

バムニ王とカディカ王妃の息子。ポロスの異母弟。パウラヴァ国王子。
プルが戻ってきて王子になったので警戒しています。ペルシャのバルシネ王女と結婚を望みますが破棄。アレクサンドロスと共謀してプルを亡き者にしようとしますが失敗。アレクサンドロスに投獄され逃亡しましたが、最後はアレクサンドロスに刺されて死亡。

サマル・シン

シウダットの腹心。カディカ王妃の兄。ドラマ序盤で死亡。

リプダマン

演:フリシケシュ・パンディー

パウラヴァ国の司令官。シウダットに命を狙われるアヌスヤを逃しますが生き別れになってしまいます。ポロスの養父になります。ハスティという息子がいます。ダスユに逃げ延びてサジャン・シンと名乗っています。ポロスをパウラヴァに戻しますが、ダレイオスの兵によって殺害されます。

プリタ

演:アシュレシャ・サヴィント

リプダマンの妻。ハスティの母。ポロスの養母になります。ポロスがパウラヴァの王子と知っていますが。快く思っていません。

ハスティ

演:モヒット・アブロル

リプダマンとプリタの息子。実の父リプダマンがポロスばかり大切にするのでポロスに反感をもっています。ダレイオスにつけこまれて利用されますが。ダレイオスにが父リプダマンを殺したことを知りポロスの仲間になります。
後にシンド国(インダス川下流にあった国、現在のパキスタン・シンド州)の王になります。インドに攻めてきたギリシャ軍と戦って戦死。

チャーナキヤ

演:‎チェタン・パンピット(S3、S4)、タルン・カーナ(S5)

タクシラ国の学者。ポロスを支える側近になります。ポロスの死後は意思を継いでインド統一を目指します。歴史上はマウリア王朝を建国したチャンドラグプタ王の側近。カウティリヤともいいます。

歴史上はチャーナキヤがポロス王やアレクサンドロスと会った記録はありません。でもアレクサンドロスのインド遠征では「哲学者が現地の人々を扇動して反乱に立ち上がらせた」と書かれています。ギリシア人の言う哲学者とはバラモン(司祭)のこと。当時のバラモンは王の顧問になったり民衆に影響力を持っていました。バラモンたちが抵抗活動の中心になることもありました。ドラマのチャーナキヤはそのようなバラモンを代表する存在として描かれているようです。

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タクシラ国

インド亜大陸北西部(現在のパキスタン)にあった国。インダス川より西の乾燥地帯に領土が広がっていました。パウラヴァ国とは長年敵対しています。

アンビ王(アンビラージ)

タクシラ国王。アヌスヤの兄。
パウラヴァ国に強い敵対心を持っています。インドに遠征してきたアレクサンドロスに降伏。ギリシャ軍と一緒にパウラヴァを攻撃します。ポロスとの戦いで戦死。

アンビ王子

アンビ(アンビラージ)の息子。本名は父と同じアンビ。アンビクマール(アンビジュニアの意味)とも呼ばれます。父のあとタクシラ国の王になります。

アレクサンドロスがインドから撤退後。マケドニアのセレウコスと共謀してポロスを殺害。

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ダスユ族

インドの先住民族。パウラヴァやタクシラからは野蛮人と思われています。

ラーチ

演:スハニ・ダンキ

ダスユ族長の娘。後にポロスと結婚してパウラヴァ国王妃になります。
ギリシャとの戦争の後、ポロスの息子・マレーケトゥを出産。
ポロスとともに殺害されます。

スメル

ダスユ族長の息子。
アレキサンドロスと共謀してポロスを殺害しようとしましたが、アヌスヤに刺されて死亡。

マハナンディーニ

ダスユ女族長。ラーチとシュメルの母。

アルヤナック

ダスユの王。マハナンディーニの夫。ラーチとシュメルの父。

マガダ国

インド北部を支配する当時のインド最大の国。

ダナ・ナンダ

インドのマガダ国王。

カーストの最下層民出身の王。王侯貴族のカースト(クシャトリア)に反感をもっています。

ポロスと同盟するものの土壇場で裏切ってしまいます。

「ポロス」の続編「チャンドラグプタ・マウリア」では主要な敵国になります。チャンドラグプタとカウティリアに倒されナンダ国は滅亡します。

ダナ・ナンダの詳しい説明はこちら

ラクシャサ

マガダ国の宰相。ダナ・ナンダを支えます。
ドラマ「チャンドラグプタ・マウリア」にも登場。

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マケドニア

ギリシアにある都市国家。スパルタ以外のギリシアを統一しました。

アレクサンドロス3世

演:ローヒト・プローヒト

歴史上はアレキサンダー大王として有名。世界征服を目指し大遠征を行ないます。マケドニア・ギリシア連合軍を率いてペルシャと戦い征服。エジプト、中央アジアを支配下においたあとインドを目指します。

容赦のない戦争狂のような描かれ方をされているのでイメージと違う人もいるかもしれません。ドラマで描かれた王になった前後の粛清(史実では巫女は殺していませんが)やテーバイの殺戮もほぼ史実通りです(実際にはもっと酷い)。

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フィリッポス2世

マケドニア国王。戦いで右目を失っています。小国だったマケドニアをギリシャ統一に導いた王。歴史上は軍を改革して強いマケドニアと作った軍事の天才。独裁的なのは史実どおり。

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オリュンピアス

ギリシア(エピロス国)の王女。マケドニア王妃。アレクサンドロスの母。自らをアキレスの血統を受け継ぐ高貴な血筋と考え、フィリッポスを田舎者だと見下しています。野望を実現するため、子のアレクサンドロスにゼウスの息子と吹込み、世界征服をそそのかします。歴史上も宗教にハマっていた人で、ドラマでは神殿に出入りしたり巫女のお告げを信じたりしています。史実でもアレクサンドロスに「お前は私とゼウスの息子」と言っていました。

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アリダイオス(フィリッポス3世)

フィリッポスの息子。アレクサンドロスの異母兄。オリュンピアスの策略で体調を壊し王位争いから脱落。アレクサンドロスの死後、マケドニア国王になります。

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ヘファイスティオン

マケドニアの武将でアレクサンドロスの親友。容姿が美しく武勇にもすぐれていました。

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クレイトス

アレクサンドロスが王子の時代からの忠実な部下。遠征にも参加しますが。
しだいに王への不信感が高まり。バルシネにそそのかされて王を批判。激怒したアレクサンドロスに刺殺されます。

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セレウコス

アレクサンドロスの部下。バビロンの太守をしていましたがアレクサンドロスに呼ばれてインドに来ます。アレクサンドロス撤退後はインドに残りますが。

史実では遠征の最初からアレクサンドロスに同行。アレクサンドロスと共にバビロンに帰還。インドに残ったのは別の武将です。

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アケメネス朝ペルシャ

現在のイランにあった国。中東を支配しています。長年ギリシアとは敵対関係にあります。インドを支配下にしようと企んでいます。ドラマの時代(紀元前4世紀)にペルシャを支配していたのはアケメネス王朝。当時は世界最大の帝国でした。

ダレイオス3世

演:プラニート・バット

商人のふりをしていますが実は国王。歴史上のアケメネス朝ペルシャ国王ダレイオス3世。ペルシャ軍を率いてアレクサンドロス大王と戦いますが敗北。アケメネス朝最後の皇帝になりました。

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バルシネ

演:リヤ・ディープシ

ダレイオスの長女。ペルシャの王女。
アレクサンドロスに囚われて妻になることに。

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モウセ

ダレイオスに付き従う側近。ペルシャ軍の将軍やバビロニアの太守を務めたこともあります。マザウス、マザイオスともいいます。ドラマでは味方に殺害されましたが。

歴史上はアレクサンドロスに敗北して投降。

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ロクサネ

演:アパルナ・ディクシット

バクトリア貴族の娘。逃げてきたダレイオス3世の殺害を主張。ダレイオスを殺害してアレクサンドロスに差し出します。後にアレクサンドロスと結婚。アレクサンドロス4世のを出産します。

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その他

ジェラム川

ドラマはジェラム川の女神がポロスたちを見守り、物語を語るという設定です。

インドではガンガー(ガンジス川)、サラスヴァティー(サラスヴァティー川)など、川を女神として信仰していました。ジェラム川はインド北西部のインダス川の上流を流れる支流です。

マラヤ

ポロスが助けた子供。親を殺害されます。パウラヴァに送られ、後にポロスの養子になります。

ヴィシュッディ

毒に耐性をもち、体液が毒になっているヴィシュカンニャ(毒娘)のひとり。ポロスの暗殺を命令されて送り込まれます。暗殺は失敗。ポロスに助けられ、マラヤの説得に感化されてポロスの仲間になります。ポロスを逃がすため、アレキサンドロスに立ち向かいますが斬られます。

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