「新・オスマン帝国外伝・影の女帝キョセム」第26・27・28・29・30話のあらすじとネタバレ紹介記事です。
今回の主人公は第14代皇帝 アフメト1世の妃で第17代皇帝ムラト4世の母。キョセム・スルタン。キョセムスルタンはオスマン帝国史上もっとも権力を持った母后と言われました。
キョセムは太皇太后サフィエの要求通りハンダンの罪をアフメトに伝えました。キョセムは父を返すように要求。サフィエはキョセムの父エンツォを釈放しました。ところがエンツォは毒を飲まされていました。ジェンネトから解毒剤を渡されたキョセムは父のもとに急ぐのですが。間に合わずに父エンツォは亡くなってしまいます。しかも渡された解毒剤は水でした。
キョセムは父の復讐と、誰にも負けない強い妃になると決意します。
皇帝アフメト1世はムスタファ皇子の命を狙った罪で母后ハンダンをエスキサライ(旧宮殿)に移しました。ハンダンはすっかり元気をなくしてしまいます。
キョセムは女官長ジェンネトと斧槍持ちナシプの密会の現場を押さえました。そしてキョセムは宦官長ハジュに報告。二人の関係は皇帝アフメト1世に知られることになります。
今回はトルコ版オリジナル”Muhteşem Yüzyıl: Kösem(壮麗なる世紀:キョセム)”
No.10″Ölüm ve Doğum”(死と誕生)”~ No.11 “Güneş Doğuyor”(昇る朝日)”に相当する
第26話 嫉妬の輪 ~ 第30話 大罪の証拠
までを紹介します。
第26話 嫉妬の輪
新しい側女
皇帝アフメト1世が風呂にいると側女カテリーナがやって来ました。太皇太后サフィエが送り込んだのです。キョセムは自分の知らない間に皇帝アフメトのもとに側女が送られたのに苛立つのですが。
サフィエの秘密を知る者
以前女官長ジェンネトが口にしかけたサフィエの秘密の知ろうと、キョセムはジェンネトから聞き出そうとするのですが失敗。すると先帝の妃ハリメがキョセムにジェンネトの顔に傷を付けた者がいると聞かされます。その者が何やら秘密を知っていそうなのですが。
歴戦の司令官ユジュ・ムラトが帝都に戻ってくる
海軍提督デルヴィーシュと皇女ファーリエの結婚発表され街はお祝いムードに。そんなとき盗みを働いた少年をクユジュ・ムラト・パシャが捕まえました。クユジュ・ムラトは少年に盗みを働かせていた父親を処罰。そして皇帝アフメトのもとに向かいます。
第27話 復讐に勝る夢
皇女ファーリエとデルヴィーシュが結婚
トプカプ宮殿で皇女ファーリエと海軍提督デルヴィーシュの結婚式が開かれました。その場所にエスキサライ(旧宮殿)から母后ハンダンも訪れます。
悩むジェンネト
キョセムはエスキサライからクムル・ハトゥンを連れて来ていました。彼女はサフィエの指示でジェンネト・カルファの枕に毒を塗って顔に火傷をさせた人物です。キョセムはジェンネトにサフィエの弱みを吐かせるため、クムルとジェンネトを合わせるのでした。話を聞いたジェンネトは自分が利用されていたことを知りショックを受けます。
マフフィルーゼが皇子オスマンを出産
側女カテリーナが皇帝アフメト1世の夜伽を務めたことが気になるキョセム。すると側女マフフィルーゼが産気づきました。皇子オスマンを出産。
女官長ジェンネトはキョセムに指輪を渡し、太皇太后サフィエの秘密を教えるのでした。
第28話 皇女の逃避行
行方不明になった皇女
皇女ファーリエは海軍提督デルヴィーシュとの結婚式の翌朝。皇女ファーリエは逃走しました。さらにクリミア・ハン国の王子メフメト・ギライの行方もわかりません。
太皇太后サフィエはファーリエが行方不明になったと知り驚きますが隠そうとしました。しかし、キョセムが気付き皇帝アフメト1世に知られてしまいます。皇帝アフメトは激怒。キョセムはこの機会に太皇太后サフィエを陥れようと考えるのでした。
逃亡失敗
デルヴィーシュは皇女の行方を探し始めました。皇女ファーリエとメフメト・ギライは船で逃げようとしています。メフメト・ギライは兄シャーヒン・ギライも来ると思っていますが来ません。ファーリエなかなか出向しないメフメトに苛立ちます。そうしている間に見つかってしまいます。
アフメトは贈り物を受け取る
西方司令官のクユジュ・ムラトから刀を送られました。その刀はかつてスレイマン1世が最後の遠征に持っていった物。ムラトに受け継がれていました。
第29話 太陽のお妃様
イスケンデルの親の手がかり
帝都新兵軍団新兵のイスケンデルは自分の家族を探していました。唯一の手がかりはお守りの衣に書かれていたおまじないの文字です。その文字を解読できる人物がユスキュダルにいるがというので、会いに行きました。イスケンデルから文字を見せられたセラハディンは驚きます。そして別の日にやってくるようにと伝えるのでした。
悪夢を気にするアフメト
不吉な夢を見た皇帝アフメト1世は不安になり、ジェルヴェティー教団の導師ヒュダーイーを訪れました。ヒュダーイーはアフメトの夢は吉夢だといいます。また同行したキョセムは導師の修道場にいた老婆から子を宿していると伝えられます。帰って医女に確認をとると本当に解任していました。
エスカレートするキョセム
キョセムは皇帝アフメトが気に入っている側女カテリーナに嫉妬。ついにカテリーナを皇帝の許可なくエスキサライ(旧宮殿)に追放してしまいます。それを知った皇帝アフメトとキョセムの間で大喧嘩になってしまいます。
さフィエを排除するため動き出したキョセム
太皇太后サフィエと対立している西方司令官クユジュ・ムラトは、キョセムに太陽のようなお妃になるようにと助言。そしてキョセムはサフィエを排除するために行動を開始するのでした。
第30話 大罪の証拠
サフィエの息子
太皇太后サフィエはかつて兄弟殺しから逃れるために宮殿から出した息子がいると知らされました。イスケンデルがお守り袋を持ち込んだ店の者が知らせたのでした。名前まではわかりませんが。その息子の生存に希望を託します。
サフィエを追い出すキョセム
キョセムは皇女ファーリエの秘密が書かれた手紙を手にれます。それはかつてファーリエが皇帝アフメトを殺害するため天然痘を流行らせたという証拠でした。キョセムはそれを使って太皇太后サフィエに宮殿から出るように迫ります。去らなければファーリエの秘密が暴露されて死罪です。
証拠の手紙を見せられたサフィエはもう逃れられないと考え。エスキサライに行くことを認めました。
さらに強くなるキョセムの絆
キョセムはサフィエを追い出し。子供も身ごもったことでさらにアフメトとの絆は強くなりました。キョセムは新しい部屋と妃の冠を与えられます。
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