「新・オスマン帝国外伝・影の女帝キョセム」のあらすじとネタバレ紹介記事です。
大人気トルコドラマ「オスマン帝国外伝」の新シリーズ「新・オスマン帝国外伝・影の女帝キョセム(Muhteşem Yüzyıl: Kösem)シーズン1」が日本でも放送されます。
今回の主人公は第14代皇帝 アフメト1世の妃で第17代皇帝ムラト4世の母。キョセム・スルタン。
キョセムスルタンはオスマン帝国史上もっとも権力を持った母后と言われました。
シーズン1ではキョセムが側女としてトプカプ宮殿にやってきて熾烈な争いに勝ち残り、アフメト1世の寵愛を得て皇子の母になり。皇帝の母になるまでが描かれます。
ギリシャの島で暮らしていた ヒロイン・アナスタシア(後のキョセム)は突然拐われて、オスマン帝国の首都・イスタンブールにつれてこられます。そこで皇帝アフメト1世と出会うのですが。
トルコ版オリジナルの”Muhteşem Yüzyıl: Kösem(壮麗なる世紀:キョセム)”は1話が約2時間の全30話で構成されています。日本版では1話を60分以内(CM含め)に収まるように全84話に再編成されています。
今回はオリジナル版の
No.4″Kaderin İpleri(運命の糸)”~ No.5″Çiçeklerin Ateşi(花の炎)”
に相当する
第10話 母たちの同盟 ~ 14話 揺れる心
までを紹介します。
第10話 母たちの同盟
デルヴィーシュとファーリエの結婚話
太皇太后サフィエは母后ハンダンや警備隊長デルヴィーシュによって配下の者を追放されてしまいました。
そこでサフィエはデルヴィーシュにファーリエとの結婚をもちかけます。その噂はすぐに広まってしまいます。母后ハンダンはデルヴィーシュが裏切ってしまうのではないかと心配します。デルヴィーシュはハンダンを裏切りはしませんが、ファーリエとの結婚を前向きに考えます。
母后ハンダンとハリメ妃の同盟
先帝の妃ハリメと母后ハンダンはお互いに嫌な相手だと思っていますが、サフィエに対抗するためには協力するしかないと考え同盟しました。そしてハリメは自分を捉えたギライ兄弟に復讐しようと考えます。
届いてなかった手紙
側女アナスタシアはジェンネト・ハトゥンが自分にうそをついて両親への手紙を送ってなかったことを知り悲しみます。怒ったアナスタシアはアフメトのもとに行って帰りたいと改めて言います。その帰り、思いを振り切ったかのように手紙を窓から投げ捨てるのでした。
一方、皇帝アフメト1世は、イスラムの長老や宰相たちとの御前会議に出席するのでした。
シャイエステとアナスタシアの喧嘩
側女のシャイエステはアナスタシアが自分を差し置いて皇帝の部屋に入っていったことに腹を立て、アナスタシアに襲いかかって殴りました。アナスタシアはシャイェステとの喧嘩で顔に怪我をして心が沈んでいしまいます。
第11話 運命の糸
ジェラーリー(反乱者)の陰で動く者
ジェラーリー(反乱者)の鎮圧に向かったイェニチェリ(歩兵常備軍)から敵前逃亡した兵がでました。脱走兵は捕まり処刑されました。皇帝アフメト1世は、ズルフィカールから脱走兵の言葉を聞きます。兵士は現地の司令官は裏切り者だと言い残しました。にわかには信じられませんがズルフィカールは兵の言葉は信頼できるといいます。反乱は思ったより深刻で何者かが裏で動いていると思えるのでした。
アナスタシアの怪我を知ったアフメト1世が激怒
側女シャイエステに襲われたアナスタシアは顔に怪我をして心が沈んでいしまいます。このことをギョルゲから聞いた皇帝アフメト1世は怒り、シャイエステの処分をアナスタシアに決めさせます。アナスタシアはシャイエステを許すのでした。
縁談に反発する皇女ファーリエ
皇女ファーリエは太皇太后サフィエが決めたデルヴィーシュとの縁談に反発。クリミア・ハン国の王子メフメト・ギライに会いに行ってしまいます。皇女と会うメフメト・ギライに対して兄王子シャーヒン・ギライは自分たちが強くなるしかないと言うのでした。
ジェラーリーとつながるシャーヒンギライ
一方、オスマン帝国の玉座を狙うクリミア・ハン国の王子シャーヒン・ギライはジェラーリーの首領カレンデロルに会いに行き、彼と同盟を結ぶのでした。
第12話 愛の報い
イスケンデルとの再会
側女アナスタシアは皇帝の庭に行きました。すると新兵イスケンデル(アレキサンダー)と再会しました。イスケンデルは皇帝の剣の練習相手をするために来ていました。アナスタシアはイスケンデルにここから逃げるのを手伝ってほしいと頼むとイスケンデルも協力を約束します。アナスタシアは宮殿から去ることを決めてギョルゲに手紙を書いてもらいます。
バレた密会
デルヴィーシュはメフメット・ギライが皇女ファーリエに宛てた手紙を部屋で見つけ。二人の密会の現場をおさえました。メフメト・ギライは捕まってしまいました。実はその手紙はファーリエの密会を偶然知ったハリメ妃が置いたものでした。
アフメト1世はデルヴィーシュの手柄を評価して彼を海軍提督(カプダン・パシャ)に任命されました。アフメト1世はメフメト・ギライが何かを企んでいると考え尋問。メフメト・ギライはただ愛しているだけだといいます。でもアフメト1世はその言葉が信じられずメフメト・ギライを投獄します。
メフメト・ギライの処刑が決まる
メフメト・ギライが投獄されたと知った皇女ファーリエは皇帝アフメト1世のもとに行き釈放するように懇願します。しかしアフメト1世は認めません。ファーリエは皇帝を非難。その言葉に怒った皇帝アフメト1世はメフメト・ギライの処刑を決定します。
メフメトを助けるシャーヒン
兄シャーヒン・ギライは弟メフメト・ギライの処刑を知りました。そして皇帝の何でも叶えるという約束をここで使ってしまいます。メフメト・ギライが処刑されようとしている時、シャーヒン・ギライがやってきて処刑は回避されました。メフメト・ギライはクリミア・ハン国に送られることになりました。しかしクリミア・ハン国に戻っても生きられる保証はありません。シャーヒンはますますオスマン帝国への不満つのらせます。
第13話 悪のささやき
デルヴューシュを大宰相にと考える皇帝
大宰相アリが死亡。皇帝アフメト1世は忠実なデルヴューシュを次の大宰相にしようと考えます。でも母后ハンダンはデルヴューシュに不信感をもち大宰相には反対ララ・メフメト・パシャを推薦します。最終的に皇帝アフメト1世が選んだのはララ・メフメト・パシャでした。
レイハンに狙われるアナスタシア
側女アナスタシアは皇帝の部屋に宦官長レイハンが先帝を殺したことを書いた手紙を置いて宮殿から出ようとしました。イスケンデルの手引で逃げる予定でしたがなかなかやって来ません。イスケンデルは助けに行こうとしていましたが途中でトラブルにあっていました。アナスタシアは今回は逃亡できないと思って引き返しますが。手紙が宦官長レイハンに見つかってしまいました。
レイハンはアナスタシアを殺そうとします。そこにデルヴューシュがやってきてレイハンを突き落とします。しかしレイハンは死の間際不吉な言葉を残すのでした。
ファーリエに接近するシャーヒン・ギライ
太皇太后サフィエは皇女ファーリエの婚姻の準備を勧めています。ファーリエを連れて新居の下見にでかけました。
クリミア・ハン国の王子シャーヒン・ギライはファーリエを使ってアフメト1世を天然痘に感染させようとしていました。シャーヒン・ギライは密かにファーリエに接近。弟を救うためだと毒を渡します。
第14話 揺れる心
毒入り菓子を食べさせるファーリエ
皇女ファーリエは、愛するメフメトを救うためにシャーヒンに協力することを決意。シャーヒンから渡された液体をまぜたロクム(お菓子)を作り。皇帝アフメト1世に持っていき許しを請うふりをしました。アフメト1世はそのロクムを食べました。ところがいきなりやってきたムスタファ王子も一緒にそのロクムを食べてしまいます。ファーリエにとってそれは予想外でした。
脱走を諦めるアナスタシア
その夜、アナスタシアはアフメト1世と一緒に一晩過ごしました。しかしもう別れる決意をしていました。そしてイスケンデルの手引で宮殿を脱走、シャイエステと一緒に港に向かおうとしますがやっぱりアフメトを置いて逃げることはできないと引き返します。しかし兵士に見つかってしまいシャイエステは殺害されましたが。アナスタシアはギョルゲに助けられます。
高熱を出して倒れるアフメト1世
アフメト1世は高熱を出して倒れました。昨夜一緒にいたのはアナスタシアなので、アナスタシアが毒を盛った犯人だと疑われてしまいます。
先帝メフメト3世毒殺の犯人
デルヴィーシュはシャーヒン・ギライに呼び出されました。二人はかつてメフメト3世殺害のために協力したことがありました。シャーヒン・ギライはあらためて忠誠を誓うように言いますが。デルヴィーシュがメフメト3世殺害に協力したのはアフメトのため。シャーヒンには従えないというのですが。
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